【徹底調査】ふるさと納税でもらえるブランド牛をまとめてみた
ふるさと納税の利用者が急増している理由の多くは、やはり返礼品の品揃えや豪華さがあります。
各地域でしかとれない生産物を目当てに、ふるさと納税を行っている方も大勢いらっしゃいます。
そんな返礼品の中でも特に人気なのが、牛肉です。
普段はなかなか手が届かない高級ブランド牛肉ですが、ふるさと納税の返礼品なら意外と手を出しやすいものです。
たとえば宮崎県都城市なら宮崎牛、宮崎県高千穂市なら高千穂牛など、他にもたくさんの高級牛肉が返礼品としてラインナップされています。
こうした牛肉は非常に人気が高いため、早めに申し込まないと品切れになってしまうところもあります。
牛肉の還元率はどのくらい?
ふるさと納税の返礼品で大人気の牛肉ですが、牛肉を返礼品に採用している自治体はたくさんあります。
ですから、その中からどこの自治体へ寄付をするかを決めるのは難しいところです。
せっかく寄付をするのならよりお得な地方を選びたいものですが、そこでひとつの基準となるのが返礼品の還元率です。
現在、ふるさと納税でもらえるすべての返礼品の還元率は、だいたい30%前後に設定されています。
ブランド牛は地域によって値段が前後するので、中にはその地域の一般購入価格とくらべて還元率が良いと感じるものもあります。
どの返礼品もふるさと納税を利用している以上はお得であることは間違いないので、還元率を気にしすぎないようにするのがおすすめです。
注意点としては、、ふるさと納税で申請した場合、申請した自治体にもよりますが配送までに最低でも1~2週間以上、遅い場合は1ヶ月以上先になることもあります。
申請する前に、かならず配送までの日数をチェックしておくことをおすすめします。
返礼品の牛肉を選ぶなら
ふるさと納税の返礼品で選べる牛肉の中には、貴重なA4、A5ランクのものから、大量な4kgのものまでさまざまなラインナップとなっています。
真っ先におすすめするのは、やはりブランド牛でしょう。
デパートなど高級食材を扱うようなお店でしか変えないブランド牛でも、ふるさと納税ならお得に購入できます。
また、ふるさと納税の返礼品には、単なるブランド牛だけでなく希少部位も返礼品としてライナップされています。
ブランド牛以外にも、お肉の量で勝負している自治体も多くあります。
同じ寄附金額1万円でも、ブランド牛だと200g程度のものがブランドがつかないだけで1kg以上もらえる場合もあります。
ブランドがつかないと言っても霜降りが少ないなど異なる特徴となっているだけなので、必ずしも味が劣るといったようなものではありません。
好みに合わせて、色々な返礼品をチェックしてみましょう。
選ぶのが面倒な場合は定期便もあり
ふるさと納税で人気の返礼品である牛肉を申込みたいけれど、一度に大量に届いてしまっても保存する場所がない、あるいは長期保存すると味が落ちてしまう心配がある、という方には定期便がおすすめです。
定期便なら、少ない量を決まった期間に送ってもらえるので、保存に頭を悩ませることはありません。
特にお肉は冷凍庫での保管が中心となりますが、一般家庭の冷凍庫はそれほど大きくありませんので、こうした定期便サービスは非常に重宝します。
ブランド牛の特徴解説
ふるさと納税では、多くのブランド牛が返礼品として並んでいますが、馴染みのあるものから、未だ食べたことないというお肉も多いでしょう。
そこで、主なブランド牛について特徴をまとめてみましたので、牛肉選びの参考にしてみてください。
宮崎牛
宮崎牛は、宮崎県内で飼育された黒毛和牛です。
また、その中でも日本食肉格付け協会によって肉質等級が4等級以上に指定されたもののみとなります。
全国的にも有名な宮崎牛ですが、現在のようにブランド化されたのは昭和61年です。
その特徴は、霜降りと肉質にあります。
非常に締りの良い肉で、さらに均等な霜降りがあるのが特徴です。
また、宮崎牛はあの有名な松阪牛の素牛としても知られており、そのことからも良質な血統であることが証明されています。
ただし、高千穂地方で生産されたものは高千穂牛となってしまいます。
さらに、肉質等級が4等級に満たない場合には、宮崎和牛となってしまうため、宮崎牛に指定された牛肉の品質は大変高い評価を受けています。
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土佐和牛
土佐和牛は、褐色和牛で生産されており、黒毛和牛であることが多いブランド牛の中では珍しい品種となります。
黒毛和種の場合は霜降りがあって柔らかい肉質が特徴的です。
一方、褐色和種は赤みが多いのが特徴です。
どちらも有名な他のブランド牛に比べて比較的低価格で購入できるということもあり、人気となっています。
土佐和牛は主に高知県で肥育されていて、「土佐あかうし」という名称でも知られています。
元々は明治の頃に九州地方から入ってきた韓牛系統の牛で、そこからさまざまな改良をすすめた結果、昭和19年に褐色和種となりました。
年間出荷量は700頭前後となっており、和牛の中では1%にも満たない貴重な牛肉です。
山形牛
山形牛として認定される牛肉は、3つの基準を満たしている必要があります。
それらの基準を満たすと、はじめて山形牛としての産地証明書を発行することが可能になります。
つまり、山形県内の牛肉が全て山形牛という訳ではありません。
この山形牛の商標は山形肉牛協会が持っています。
同じ山形県内で生産されているブランド牛に米沢牛がありますが、こちらとは全く別の基準なので、米沢牛銘柄推進協議会から認定を受けなくてはなりません。
山形牛の特徴は、寒暖差の大きな地域で育ったことによる綺麗なサシと、肉質にあります。
そして、牛肉の最高等級であるA5ランクについては、出現率が日本一とも言われていることから、品質の高さが伺えます。
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常陸牛
常陸牛は茨城県内の指定業者が飼育した黒毛和種です。
また、その中でも日本食肉格付協会によって歩留等級はAかB、さらに肉質等級は4等級以上に格付けされた牛肉のみが認定されます。
名称は「ひたちぎゅう」ですが、過去には「ひたちうし」と呼ばれていたこともあり、現在もそう呼ばれることもあります。
そのため、商標登録においては「ひたちぎゅう」「ひたちうし」の両方の名前が登録となっています。
常陸牛は、子牛の時期に十分な運動を行うことでしっかりとした骨格を作り上げた後、あまり運動をさせません。
すると、常陸牛の特徴である締まりのある脂肪とみごとな霜降りができあがります。
2014年からベトナムへの輸出も決定していて、日本から世界へブランド展開を進めています。
佐賀牛
佐賀牛は数あるブランド牛の中でもトップクラスの高品質な牛肉のひとつです。
佐賀県農業協同組合管内の肥育農家で育てられている黒毛和種で、肉質等級は5~4、BMSはNo.7以上となるものが、佐賀牛として認定されます。
佐賀県内にはこの他に「佐賀産和牛」や「佐賀交雑牛」「伊万里牛」といった銘柄の牛がいますが、佐賀牛とは別のものです。
佐賀牛の認定基準は全国でもかなり高いものとなっており、県内から出荷される牛のうち、佐賀牛と格付けがされるのはおよそ半分程度となっています。
特徴として、飼育している牛にストレスをかけない、えさは佐賀県産の稲わらにするなど、高品質な牛肉を育てるためにたくさんの細かな努力がされています。
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丹波牛
丹波牛は、京都丹波高原の綺麗な空気と豊富な天然水で育てられた牛です。
丹波牛はあの日本三大和牛にもなっている神戸牛のルーツとも言われています。
但馬牛と混同して紹介される場合がありますが、但馬牛は兵庫県北部の牛なので、京都府北部の京都丹波高原で育った丹波牛とは特徴が異なります。
丹波牛は日本ではじめて和牛の記述がされたという「国牛十図」に「丹波牛」と記述されたことから、かなり以前から存在している牛で、その伝統の長さがわかります。
ただし、但馬牛などの有名ブランド牛に比べて丹波牛の知名度の高さはそれほどありません。
こうしたことから、京都市では丹波牛のような京都の肉を京都肉とし、ブランドの知名度アップを図っています。
神戸牛
神戸牛は兵庫県産の但馬牛の中でも、さらに一定の基準を満たした牛をさします。
つまり、但馬牛の中の特に品質の高い牛が神戸牛となるのです。
日本三大和牛として松阪牛や近江牛または米沢牛とも肩を並べる最高級和牛です。
その基準は、歩留等級がAかB、そしてメスなら未経産牛、オスなら去勢牛、さらにBMSは6以上で、枝肉重量についてはメスでは230kgから470kg、オスになると260kgから470kgと定められています。
また、名称は神戸ビーフ、神戸肉などとも呼ばれることがあります。
海外では神戸ビーフとしてとても知名度が高く、特徴としてオレイン酸が多く含まれているサシは融点が低くとろける食感が人気となっています。
松阪牛
松阪牛といえば、国内三大和牛のひとつでブランド牛としてはもっとも知名度がある牛のひとつです。
松阪牛として認定される牛は、生後12ヶ月以内に松阪牛生産区域で松阪牛個体識別管理システムに登録された牛の中でも、黒毛和種のうちの未経産の雌牛となります。
戦前は伊勢牛と呼ばれていたものの中から、優れた牛をブランド化されました。
松阪牛は、よくあるブランド牛の品質目安に使われる「A5」などの等級指定はありません。
ただし、戦後すぐの頃は格付けがA5とB5のもののみを認定していました。
もちろん現在でも厳しい管理をされているからこそは、きめ細かなサシと柔らかい肉質、さらに甘みと深み、低温でも溶け出す脂肪による滑らかな舌触りなどの特徴で人気があります。
近江牛
近江牛は黒毛和種の牛で、滋賀県内でもっとも長く飼育されたものだけをいいます。
過去にはこの滋賀県産という要件を満たす基準が存在していなかったため、曖昧なまま販売されている牛もありました。
現在ではそういった点も改善され、ブランドとしての定義も確立されています。
なお、特に肉質などの格付けの定義はありませんので、A4やA5の近江牛もあれば、一切格付けのないものも存在しています。
ちなみに協議会にA4、B4等級以上と認定されたものは認定近江牛となります。特徴は霜降り度合いが高いこと、そして良質な柔らかさと香りにあります。
どんな料理にも合う近江牛は、すき焼きやステーキ、しゃぶしゃぶや焼肉のほか、さまざまな調理でも美味しくいただけます。”
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飛騨牛
飛騨牛は、岐阜県飛騨地方で育てられている黒毛和牛のことです。
主な定義としては、まず黒毛和種であること。
次に岐阜県内で14ヶ月以上肥育されているという点。
そして、日本食肉格付協会から肉質等級が3以上、歩留等級がAかBの格付けを受けていることとなります。
肉質等級または歩留等級がこの基準を下回ると飛騨和牛となります。
肉の特徴は、柔らかくてきめ細やかな霜降り、そして口の中でとろける食感です。
この飛騨牛は、和牛のオリンピックとも呼ばれている全国和牛能力共進会でも日本一に輝いた実績を持っています。
元々は田畑を耕すための牛として育てられていました。
その後、昭和40年前後から肉質の改良が行われるようになり、昭和50年代には安福号が1000万円で落札されるなどして、飛騨牛のブランド化が進みました。
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但馬牛
和牛最高峰とも呼ばれている但馬牛は、兵庫県産の黒毛和種です。
また、神戸肉流通推進協議会の基準通りの生産方法と格付け基準を満たしたものをさします。
但馬牛は元々田畑を耕すためなどに多く利用されていました。
明治時代になり、食用の牛肉文化が広まってくると共に、但馬牛同士のみでの交配が進められました。
そして、但馬牛は各方面から注目を集めるようになり、現在までブランド牛として親しまれています。
その肉の特徴は、熱を加えるとすぐに溶ける脂肪分のサシにあります。
このサシには芳醇な香りもあり、グルタミン酸やイノシン酸、アミノ酸などを含む肉汁と溶け合った時に絶妙な風味を感じられます。
また、あらゆるブランド牛はこの但馬牛の血を引いていると言うくらい、有名な牛です。
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鹿児島黒牛
鹿児島黒牛は、日本一の和牛の産地とも呼ばれている鹿児島で育った黒毛和牛です。
全国で生産されている黒毛和牛のうち約20%程度は鹿児島県産の牛となっています。
「鹿児島黒牛」は商標登録が平成9年に行われ、その後平成19年には地域団体商標としても登録されました。
明治の頃、羽島牛や加世田牛、種子島牛などに兵庫の和牛を交配して改良した結果生まれ、その品質は血統を重んじているという特徴があります。
その象徴という形で、鹿児島県内には偉大な功績を残した牛の石像が見られます。
味わいは、きめ細やかな肉質に加え程よい霜降りがあり、風味と口溶けが自慢です。
このような質の高い肉牛を育てる為、安全な飼料を使って心を込めて育てられています。”
福島牛
福島県内には肉用牛として肉専用種の黒毛和種/乳用種のホルスタイン/黒毛和種とホルスタインをかけあわせた交雑種といった種類の牛がいます。
これらの牛の中で、福島県内での飼育期間がもっとも長い牛を福島県産牛といいます。
さらに、その中でも日本格付協会によって、肉質等級4等級以上と格付けされたものだけを福島牛と呼びます。
この福島牛は、和牛オリンピックとも呼ばれる全国肉用牛枝肉共励会において、平成10年には日本一の栄誉である名誉賞にも輝きました。
福島牛の大きな特徴は、まず口溶けなめらかな霜降りの脂です。
さらに、霜降りのある柔らかい肉はどんな料理にも合うので、一般家庭からレストランまで幅広い場所で愛されています。
高級ブランド牛もふるさと納税なら断然お得!
一般に販売されているブランド牛はとても高く、よく食べているという人は少ないと思います。
ふるさと納税の返礼品としてもらえば、とてもお得です。
寄付金は1万円以上しますが、2000円を除く全額が住民税などの控除の対象となった上で、ブランド牛がもらえるわけですから。
私も昨年、ふるさと納税で佐賀牛を頂きましたが、普段滅多に目にすることがないような肉の塊をいただきました。
家族みんなで頂きましたが、普段あまり肉が好きではない家族も、この時ばかりは競い合うようにして食べました。
それが実質2,000円で食べることができるのですからお得ですよね。
ふるさと納税では、各地方のブランド牛が返礼品としてたくさん並んでいます。
また、普段スーパーなどで売っていない希少部位もライナップされており、聞いたこともないような部位もあります。
ふるさと納税で、ぜひ食べてみたいブランド牛を探してみてください!
※本ページはプロモーションが含まれています。
こちらは、2022年9月6日現在の情報となります。
申込期限や在庫状況により、提供を終了している場合があります。
また、お礼品の寄付金額も変更している場合があります。
詳しくはリンク先のお礼品ページをご確認ください。
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