『ふるなび グルメポイント』について中の人の話を聞いてきた

Last update. 2017年11月10日
※本ページはプロモーションが含まれています。

先日、とあるセミナーで「ふるなび」の中の人の話を伺うことができました。

少し前に「ふるなび グルメポイント」という「ふるなび」独自のサービスについて紹介記事を書きました。
【ふるなびグルメポイント】ポイントを貯めて、最高級お肉を堪能しよう!

今回のセミナーで、改めてこのサービスの魅力や今後の展開などについて、新たに話を聞くことができたので、再度記事を起こしてみました。
ふるさと納税をする際の参考にしてみてください。

※ふるなびについては、以下に紹介記事を書いていますので、こちらも合わせてご覧ください。
ふるさと納税サイトを徹底比較!おすすめサイトを紹介します

「ふるなび グルメポイント」について

ふるなびグルメポイントのロゴ

正式名称は「ふるなび グルメポイント」ですが、若干言いにくいので以降は「グルメポイント」で紹介していきます。

グルメポイントの詳細は、前述の記事で詳しく書いているのでそちらを参考にして頂きたいのですが、誤解を恐れずにいうと

ふるさと納税でポイントを購入するサービス

と言えるのではないでしょうか。

ただ、この言葉だけでは「返礼品ではなくポイントをもらうってどういうこと?」や「ふるさと納税の理念とズレていない?」なんて思う人も多いはず。

これらの疑問について、もう少し詳しく説明したいと思います。

なぜ、ふるさと納税でポイントなのか?

ふるさと納税とは、支援したいと思う自治体に寄付という形でお金を納めることのできる制度です。
そうした支援により、過疎化が進んだ自治体や自分がお世話になった地域に恩返しができます。
また寄附者自身には、寄付金が翌年の住民税控除対象となったり、返礼品がもらえるといったメリットがあります。

こうした制度のはずなのに、「ポイントを購入するってどういうこと?」と思うかもしれません。
また、ポイント購入が「なぜふるさと納税扱いになる?」と疑問を持つ人も多いでしょう。

ふるさと納税とは?

そもそものお話となってしまいますが、ふるさと納税とは前述の通り歳入の少ない自治体などに「寄付」という形でお金を支援できる制度です。
そして人気の理由は、支援した金額に応じて実質2,000円でお米や肉など地域の特産品がもらえるのです。

また、それらの特産品は自治体が地元農家や企業から買取ることで、地域活性化につなげる狙いがあります。

グルメポイントサービスが、なぜ「ふるさと納税」扱いになる?

では、「ふるなび」が展開しているグルメポイントサービスが「ふるさと納税」扱いになる理由を説明します。

まず、グルメポイントの獲得ですが、以下の図式となります。

グルメポイントの購入 = 寄附先の自治体への寄附

グルメポイントを購入する際、購入先は「ふるなび」と提携している自治体の中から選びます。
※2017/11/09現在で、「三重県明和町」「岐阜県池田町」「茨城県古河市」「山口県山口市」の4自治体が対象です。

つまり、お金の流れとしては通常のふるさと納税と全く変わりません。
そして大きな違いが返礼品をもらう代わりにポイントをもらうということです。

直接的な寄附金支援だけじゃない

お金が寄付金として自治体に流れるのはわかりますが、それだと返礼品のほうが意義があるように思えます。
しかし、決してそんなことはありません。

獲得したポイントですが、そのポイントを使って主要都市にある高級レストランで食事をすることができます。
ただし、食事ができる高級レストランは各自治体毎に異なります。

前述で寄附先を選ぶと書いていますが、この寄付する自治体により高級レストランで食べられるブランド牛などの素材が決まります。

三重県明和町 = 松阪牛
岐阜県池田町 = 飛騨牛
茨城県古河市 = 常陸牛
山口県山口市 = ふぐなど山口の特産品

これらの素材を使ったメニューを出してくれる高級レストランが決まっています。
つまり、高級レストランで出されるメニューは、その地域で畜産を営んでいる業者から仕入れることで、その地域産業への貢献に繋がっています。
また出されるメニューにより、ブランド牛などのその地域の知名度向上とともに、プロの料理人が作った絶品料理を食べてもらえることで、知名度とともに味の魅力を伝えることができるといったPRができるというわけです。

グルメポイントの仕組み

グルメポイントの仕組み

なお、グルメポイント獲得から食事までの流れや、食事ができる高級レストランの店舗については、公式サイトにより詳しく記載されているのでぜひご覧ください。

ふるさと納税で高級店限定コース料理を堪能!「ふるなびグルメポイント」

寄付者が受けられる恩恵

メリット

高級レストランで、ブランド牛などの特産品を堪能できるのは大きなメリットです。
ただ、それ以外にも寄付者には普通の返礼品と異なるメリットがあります。

一度獲得したポイントには有効期限がない

これは、グルメポイントについて私が感じた一番大きなメリットです。
ポイントと聞くと、有効期限があるのでは?と思ってしまいますが、グルメポイントにはそれがありません。
極端な話ですが、今日獲得したポイントを10年後に使いたいと思っても使うことができるというわけです。

例えば、今年節税対策のために「ふるさと納税」をしたいけど欲しい返礼品がない場合や、多額の寄附するのでいちいち返礼品を選ぶのが面倒な場合は、一旦グルメポイントにしてしまうと良いでしょう。
翌年以降、美味しい食事がしたいと思ったタイミングで使えば良いだけです。

※中の人のお話
経営者が社員たちへに食事をおごる際に、グルメポイントを使うなんてことがあったそうです。
そういった使い方は、経営者の節税対策にもなるし、日頃頑張っている社員への労いにもなるし、両得な使い方ですよね。

グルメポイントの利用拡大

グルメポイントは、「ふるなび」が、今最も力を入れているサービスの1つです。
食事ができる高級レストランの提携店舗数も毎月増えており、現在は100店舗を超えています。
今、行きたい高級レストランがなかったとしても、しばらく待っていると追加されている可能性もあります。
また、食事ができるレストランは「東京」「大阪」「名古屋」「神奈川」の4都市しかありませんが、地域の拡大もありえます。
ポイントに有効期限がないという点が、ここでも効いていますね。

※中の人のお話
現在は、グルメポイントの対象を高級ブランド牛を中心にしていますが、今後これら特産品についても拡大する予定だそうです。
具体的な特産品については不明ですが、肉以外にも選べるものが増えるのは嬉しいですね。

低額~高額納税者まで寄附金の調整がしやすい

グルメポイントは最低金額2万円から2,000円刻みで寄付金の調整ができます。
そのため節税を考えたとき、12月末にその年の売上が見えた段階で「ふるさと納税」をしたいと思った場合でも、寄付金を柔軟に調節できます。
また、寄付金に上限はないため、高額納税者の方で返礼品を選ぶ時間がない場合でも、すべてグルメポイントにしてしまっても問題ありません。
クレジット決済ができるので、12月ギリギリでもその年の税金控除として扱われるのも助かります。

※中の人のお話
現在、グルメポイントはかなりの好評で右肩上がりだそうです。
同サービスで過去最高の寄付の中には、数百万円という金額もあったそうです。
何ともすごい話ですね。。。

おすすめの高級レストラン

都内ですが、現在提携されているレストランのうち、大人気のレストランについて教えてもらいましたのでご紹介します。
紹介する2店舗は、ふるさと納税に関係なく通常のレストランとして大人気です。
予約が取りにくい状況になっているかもしれませんが、是非チャレンジしてみてください。

築地 さとう

築地 さとう

フランスの世界で一番おいしいステーキを探す旅を描いたドキュメンタリー「ステーキレボリューション」という映画で、なんと3位選ばれたレストランです。

そういう映画があるということ自体が驚きですが、その映画で世界3位の称号をもらえるなんて、一体どんなお店なんでしょうか。

選べるメニューは、「プレミアムコース(23,000円)」「ステーキレボリューションコース(40,000円)」があります。
「プレミア」よりも上の「レボリューション」とは一体どれほどの料理が出てくるのでしょうか。
私もいつの日か行ってみたいです。

「築地 さとう」とメニューについて詳しく知りたい方は、以下のページでご覧ください。

築地 さとう

松阪牛 よし田

松阪牛 よし田

こちらは、ナインティナインが出演しているバライティ番組「ぐるナイ」の「ゴチになります!17」で紹介されたそうです。
私はこの回を実際には見ていませんが、普段の超絶品料理ばかり紹介しているコーナーですから、とんでもなく美味しい料理が出たのだろうということは容易に想像がつきます。

この「松阪牛 よし田」では、服部学園校長の服部幸應さん監修の料理が出されるとのこと。
またお店は「東京オペラシティタワー 53 階」にあり、東京タワーやスカイツリーの絶景を見ながら食事ができるという特典までついています。

こちらも、人生で一度は行ってみたいお店です。

「松阪牛 よし田」とメニューについて詳しく知りたい方は、以下のページでご覧ください。

松阪牛 よし田

グルメポイントの注意点

ここまで良いことばかり書いてきましたが、少し注意点がありますので合わせて記載しておきます。

予約後のキャンセルについて

グルメポイントは、ポイントを使って予約をしますが、予約後に何らかの理由でキャンセルする場合があります。
1日前であれば、ポイントは全額戻ります。
しかし、当日キャンセルの場合、実際に食事をしなくてもポイントはなくなってしまいますので注意してください。

また、キャンセルする場合はお店だけではなく、ふるなびへの連絡が必要です。
キャンセル連絡をしないと減ったグルメポイントが元にもどりません。

サービス自体の将来性について

グルメポイントは、ふるなびを運営している株式会社アイモバイルが、現在最も力を入れているサービスの1つです。
アイモバイルはにマザーズ上場している将来性のある会社だと思いますが、今の世の中何が起こるかわかりません。
グルメポイントに有効期限はありませんが、サービスや会社自体が廃止になってしまった場合、このポイントがどのような形で保証されるかは不明です。
いくら無期限とは言え、ポイントを使うタイミングがあれば積極的に使うことをおすすめします。

とは言え、急転直下でサービスが終了するとは考えにくいので、そういったリスクがあるということを頭の片隅に残しておくぐらいでよいと思います。

※中の人のお話
2016年に開始した本サービスは、実績として既に数億円以上の寄付金を集めており、2018年以降も主要サービスとして注力したいとのこと。
返礼品も人気ですが、後から返礼品を選べるポイントサービスというのは人気のようです。

ふるなび グルメポイントサービスのまとめ

最後にグルメポイントのサービスの要点をまとめておきます。

  • 自己負担2,000円で、高級店で使えるポイントがゲットできる
  • 獲得したポイントの有効期限はなし
  • 寄付後にポイントを即日発行。(12/31でも年内のふるさと納税扱い)
  • 提携店舗が100店舗突破し、今後も拡大予定(2017年11月現在)

外食が多いビジネスマンや、いちいち返礼品を選ぶのが面倒といった方に人気のサービスです。
ふるさと納税の返礼品で迷っている方は、ぜひ候補の1つとして「ふるなびグルメポイント」検討してみてください!

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